高広工業株式会社

製品情報

Soarer Dex

ROLLER TURN

テーブルユニットゆりかごユニット

  • ローラギア基本原理
  • 特長
  • 仕様能力表
  • 外観寸法・CADデータ
  • 技術データ

ローラギア基本原理

ローラギア基本原理

基本構成

入力軸にカム、出力軸にタレットを配し、ローラー(カムフォロア)を介して動力を伝達する駆動機構です。カムが1回転することにより、タレットのローラー1ピッチ分が回転します。常に複数のローラーがかみ合っているため高精度、高剛性のトルク伝達を実現します。

ノーバックラッシュ

ローラーを介したかみ合いであるため予圧を付加することかできます。これによりノーバックラッシュの状態となり、高精度位置決め、高速回転、高効率伝達が実現されます。

特 長
1.高精度割出特許 No. 3636105
ノーバックラッシュのかみ合いは高精度の割出しを実現し、正転・反転しても位置決め精度は保たれます。予圧量やかみ合い本数によって微妙に変化するかみ合い状態を、カム曲線を補正することで一定に保つ方法を開発し、より高い割出精度、均一予圧を実現しました。
2.高速位置決め
転がり接触であるため、ウォームの2~3倍の高速回転が可能です。
非生産時間であるワーク位置決め時間を大幅に短縮し、サイクル短縮に貢献します。
3.高剛性
ローラーは独自設計の打ち込みタイプです。
市販品と比較してシャフト径を大きく取ることができ、ウォーム以上の剛性を確保しています。
4.メンテナンスフリー
初期摩耗を考慮した予圧が設定されているためバックラッシュのない状態は長期間保持されます。ウォームで定期的に必要であったバックラッシュ調整も不要になります。
5.コストダウン・省エネルギー
サイクル短縮、メンテナンス時間の解消、伝達効率向上による使用電力低減により、トータルでコストダウンに貢献します。

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